うどんは美味いっ!

自転車をメインに扱っていこうと思います。

Escape R3 ドロップハンドル化したので紹介 パート2

こんにちは~

今回はブレーキ周りの紹介をしていきます。

一般的にクロスバイクにはVブレーキが採用されていることが多いですが、Vのままドロップハンドル化するとなると少し問題が生じます。そう、ブレーキが満足に効かなくなるという問題が...ご存知の方がほとんどだと思いますが、VブレーキSTIレバーのケーブルの引き量は異なっており、基本的に引き量を変換するアダプターを噛ませるか、ミニVブレーキなどにに交換しなければいけないと言われています。実際にSTIVブレーキを直接繋いでみた事もあるのですが(危険なのでマネしないこと)、振れのないホイールでギリギリまでブレーキシューとリムの間隔を詰めれば何とか実用範囲内というような感じでした(タヒにたくなかったら止めとけ)

ノーマルのVが使えないなら、上にも書いた様にアダプターかブレーキ方式変更という選択になりますが、アダプターを使うのは止めておきましょう。実際に使ったことが無いのであまり悪いことは言ってはいけないと思うのですが、アマゾンのレビューなど見てみると40%は否定的なレビューであまり好感は持てないんですよね。(レビューを見ただけでその商品をダメと決めつける悪い癖)自分の命を預ける重要なパーツですから、信頼できる物を使うべきですよね。

となるとミニVの王道を征くシマノBR-R353でしょうか...(後から調べて分かったのですが、このBR-R353もシマノ的にはSTIでの使用はNGらしいです。)

いやいや、どうせ交換するならロマンに溢れたカンチブレーキでしょ!!

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メカ好きの心をくすぐるこのデザイン。たまらねぇぜ。

ってことで今回採用したのは、SHIMANO BR-CX50という105グレードのカンチブレーキです。(このブレーキは全てのNEWスーパーSLR対応STIレバーと互換性があります)

新品で購入すると前後で7000円以上するブレーキなのですが、今回はメルカリにて中古品を3500円ほどで購入しました。(CXレースでワンシーズンだけ使用したとのことだったが、かなりひどい状態だったのはまた別の話...)

「効きがイマイチ」と一般的に言われているカンチブレーキですが、これに関しては全く問題なく効きます。下りでも特に不安は感じませんでした。雨天だと...。現行の105キャリパー程ではありませんが少なくともシマノの下位グレードキャリパー並みの制動力は出ていると思います。ただし、シューをR55Cに変えればの話ですが...

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テクトロのアウター受け。特に不満は無いです。

カンチブレーキ化するにあたってスペーサを抜きアウター受けを噛ませる必要があります。ステムを一番下まで下げられなくなるという欠点がありますが、メカメカしさが増すのでヨシとしよう(笑)フォークのフェンダー取り付け用のダボにアウター受けをつけることも出来るようですが、今回は無難にこの方式でやってみました。多少ケーブルの曲がりがきつい様な気がしますがそこまで引きの重くなるわけでもないのでこのままで行こうと思います。

 

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こちらはリア側。街乗りで便利なVブレーキ用の馬蹄錠ですが問題なくカンチブレーキでも使用することができます。当たり前か。制動は基本的にフロントだけで事足りているのでリア側は純正のヤバいブレーキシューをそのまま使用しています。マジで効かないですよこれwwそのうちR55Cに交換したいですね。あっ、度々ロード用のブレーキシューR55Cが登場していますが、このカンチブレーキにはロード用のブレーキシューを使用することができます。現行のロードブレーキシューが絶滅するまでこのカンチブレーキを使い続けることができます。やったぜ。従来のカンチ用ブレーキシューはほぼ絶滅状態ですね...

 

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引きが重いぃぃ...

 最後に今回の改造で一番の課題だったのが、リアブレーキへのケーブルの取り回しです。Vブレーキを使用することが前提のフレームなので、アウター受けがトップチューブの下側にあり、どうやっても自然なラインにならない!!ちなみにタイラップで縛っている理由ですが、そのままにしているとフレーム側のアウター受けとインナーワイヤーが干渉しガリガリ音を立ててしまうからです。ケーブルライナー付きのアウターキャップを付ければ解決するのですが、わざわざキャップだけをネットで買うわけにはいかないので、実店舗で在庫しているお店を知っている方は紹介してください(高知県内で)。それと、もっと引きを軽くできるケーブルルートがあるゾという方がいらっしゃいましたら教えていただけると嬉しいです。

今回はこの辺で終わりにしようと思います。皆さんも“魔の三角形”ことカンチブレーキを使ってみてはいかがでしょうか??

 

最後までご覧いただき有難うございました。

 

※この記事は互換性のないブレーキの使用を推奨するものではありません。互換性を無視した組み付けは、重大事故に繋がる可能性があり大変危険です。それでも実行される方は自己責任でお願い致します。